MSX SCREEN 2でドット絵を作る

MSX SCREEN 2の「横8ピクセルあたり2色」という制約は、慣れるまで絵が思いどおりに塗れない原因になります。 制約の中身と、破綻しにくい描き方を整理します。

横8×縦1ピクセルに2色まで

SCREEN 2の画面は、横8ピクセル・縦1ピクセルの帯(セグメント)単位で色を持ちます。 1つの帯に置けるのは前景色と背景色の2色だけです。3色目を置こうとすると、同じ帯にある既存の色が置き換わります。

重要なのは、この制約が縦方向には及ばないことです。 1ピクセル下の帯は別の2色を持てます。斜めのグラデーションや細い縦線が比較的作りやすいのはこのためです。

Classic Dot Editorでは、この規則を 8×1 segment maximum two colors として評価します。 違反した帯は制約パネルに一覧表示され、キャンバス上でも位置を確認できます。

パレットは16色

SCREEN 2で使えるパレットは16項目で、ピクセルは0〜15の番号で色を指します。 本エディターでは2つの変種を用意しています。

変種 色の決まり方
MSX1固定表示近似 MSX1の固定16色。パレットの色そのものは変更できません。
MSX2互換 RGB各0〜7の範囲から16色を選びます。

破綻しにくい描き方

まず試す

新規作成でMSX1またはMSX2を選ぶと、SCREEN 2の制約を評価する状態で開始できます。 制約レベルを「見た目」にすると色空間へのスナップだけ、「ルール準拠」にすると帯の色数も評価対象になります。

エディターを開く

本エディターは実機用のバイナリ、ROM、CHR、VRAMデータを生成しません。実機での表示を一意に再現するとも表明していません。 あくまで実機風の制約を守った画像を制作するためのツールです。