ファミコン風パレットで描く

FC/NESの背景色は「全体で共有する1色」と「4つのバンクが持つ3色ずつ」に分かれます。 この13色の構造を理解すると、配色の自由度がどこにあるのかが見えてきます。

共有背景色1色 + 4バンク×3色

FC/NESの背景パレットは合計13項目で構成します。

画面上の各領域は4つのバンクのいずれか1つを選び、そのバンクの3色と共有背景色の計4色で描かれます。 つまり1つの領域で同時に使えるのは4色までで、うち1色は画面全体と共通です。

Classic Dot Editorでは、この構造を nes-background 規則として評価します。 スロット割当のUIから、どの色をどのバンクのどのスロットへ置くかを指定できます。 共有背景色は移動できないため、その操作だけは拒否されます。

配色を決める順番

  1. 共有背景色を最初に決めます。 全バンクに効くため、後から変えると画面全体の印象が変わります。空や地面など面積の大きい色を割り当てるのが扱いやすい選択です。
  2. バンクを役割で分けます。 「地面」「植物」「建物」「空・遠景」のように用途で分けると、1領域4色の制約に収まりやすくなります。
  3. 領域の境界をバンクの境界に合わせます。 1つの領域に2つのバンクの色を混在させることはできません。

表示色について

FC/NESの色は本体やテレビによって見え方が異なり、唯一の正解となるRGB値は存在しません。 本エディターは版付きの表示パレット変種を採用し、どの変種を使っているかを画面上で確認できるようにしています。

本エディターは実機用のバイナリ、ROM、CHR、VRAMデータを生成しません。実機での表示を一意に再現するとも表明していません。 採用中の表示色変種は制約パネルから確認できます。

まず試す

新規作成でFC/NESを選ぶと、背景パレットの構造を評価する状態で開始できます。 13項目に満たないパレットではスロット割当を利用できないため、項目数を13へ調整してください。

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